『ボムバスターズ』は、プレイヤー全員が爆弾処理班となって、仲間と協力しながら爆弾解除を目指す協力型推理ゲームです。
目の前には1~12の数字が書かれた青いコード。
自分のコードの数字は分かりますが、仲間が持っているコードの数字は見えません。
そこで、
「この位置なら5じゃない?」
「さっきの情報から考えると、ここは8のはず!」
と推理しながら、同じ数字のコードを見つけて切断していきます。
しかし予想を外すと起爆装置が進み、危険な赤いコードを切ってしまうと爆発することも。
さらに本作には66種類ものミッションが用意されており、遊び進めるほど新しい仕掛けが登場します。
この記事では、ボムバスターズのルール・遊び方、コードの切り方、失敗・成功条件、装備カードやミッションの仕組みまで初心者向けに分かりやすく解説します。
ボムバスターズとは?
『ボムバスターズ』は、プレイヤー全員で協力して爆弾を解除する協力型推理ボードゲームです。
ゲームデザインを担当したのは、OKAZU brandの林尚志さん。
もともとは2020年のゲームマーケットで発表された『ボムスカッド』をベースとした海外リメイク作品で、日本語版はEngamesから発売されています。
さらに2025年には、世界的に有名なボードゲーム賞であるドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)を受賞しました。
ボムバスターズの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ボムバスターズ 日本語版 |
| メーカー | Engames |
| ゲームデザイン | 林尚志(OKAZU brand) |
| プレイ人数 | 2~5人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| ジャンル | 協力・推理 |
| ミッション | 全66種類 |
日本語版の商品情報では2~5人・約30分と案内されています。対象年齢については販売情報に10歳以上とするものと12歳以上とするものが確認できるため、購入時は手元の商品表記も確認してください。
ボムバスターズの内容物
基本セットには、
- ボード:1枚(ダイヤル付き)
- コードタイル:70本
- カード:25枚
- タイルホルダー:5台
- トークン:40枚
- マーカー:7個
- ジップロック袋:8枚
- ルールブック:1冊
- サプライズボックス:5箱
などが入っています。
コードタイル70本の内訳は、
青:48本
赤:11本
黄:11本
です。
特に気になるのが、箱の中に入っている5個のサプライズボックス。
これは最初から全部開けるのではなく、ゲームを進めながら指定されたタイミングで開封していきます。
そのため、これから遊ぶ人は中身を調べすぎない方が楽しめます。
ボムバスターズ日本語版をチェック
『ボムバスターズ』は、短時間で遊べる協力型推理ゲームを探している人にはチェックしてほしい作品です。
▼ボムバスターズ 日本語版をチェック
※販売価格・在庫状況はショップによって異なります。
ボムバスターズのルール・遊び方
ここから基本ルールを見ていきましょう。
ボムバスターズの目的は非常にシンプルです。
チーム全員で協力して、爆弾を解除すること。
プレイヤー同士で戦うゲームではありません。
全員で成功するか、全員で失敗するか。
チーム戦です。
まずは挑戦するミッションを選ぶ
最初に、今回挑戦するミッションを選びます。
そしてキャプテンを決定。
キャプテンがミッションカードを読み上げ、そのミッションに書かれたルールに従って準備します。
最初から難しいミッションへ挑戦する必要はありません。
序盤には基本ルールを覚えるためのトレーニング的なミッションが用意されているので、初プレイなら順番に進めていくのがおすすめです。
コードタイルを配る
ミッションに必要なコードタイルを準備し、プレイヤーへ配ります。
基本となる青いコードには、
1~12
の数字があります。
しかも、それぞれの数字が4本ずつ用意されています。
つまり青コードだけなら、
1・1・1・1
2・2・2・2
3・3・3・3
というように、同じ数字が4本存在します。
自分のコードを小さい順に並べる
配られたコードは、タイルスタンドに数字が小さい順になるように並べます。
ここがボムバスターズ攻略の重要なポイントになります。
例えば仲間のタイルスタンドに8本並んでいたとして、
左側には小さい数字
右側には大きい数字
が並んでいることは分かります。
ただし、具体的な数字は見えません。
この「並んでいる位置」が大きなヒントになります。
仲間のコードの数字を推理する
いよいよ爆弾解除開始です。
基本的な手番では、自分が持っているコードと同じ数字を仲間のタイルスタンドから探します。
例えば自分が「5」のコードを持っていたとします。
仲間のコードは小さい順に並んでいるので、
「この辺が5っぽいな……」
と予想。
仲間のコードを1本指定して、
「5ですか?」
と確認します。
数字が合っていればコード切断成功!
指定したコードが本当に「5」だった場合は成功。
自分の「5」と仲間の「5」を同時に切断できます。
これを繰り返しながら、チーム全員のコードを減らしていきます。
数字を間違えるとどうなる?
もちろん毎回当てられるとは限りません。
例えば、
「ここは5!」
と予想したコードが、実際には「6」だったとします。
この場合は切断失敗。
起爆装置のダイヤルが進みます。
しかし、完全に悪いことばかりではありません。
間違えたコードの正しい数字が分かるため、そこへ情報トークンを置きます。
つまり、
失敗によって新しい情報が増える
という仕組みです。
失敗情報が次の推理材料になる
例えば、
左から4番目のコードが「6」
だと判明したとします。
コードは昇順に並んでいるので、
その左側は6以下
その右側は6以上
の可能性が高くなります。
さらに他のコードが公開されていけば、
「この間に入る数字は4か5しかない」
といった推理ができるようになります。
ボムバスターズは、ゲームが進むほど情報が増えて推理しやすくなるのが面白いところです。
自分のコード同士を切る「ソロカット」
仲間のコードを当てるだけではありません。
条件を満たせば、自分のタイルスタンドにある同じ数字のコードを自分だけで切断する「ソロカット」**もできます。
基本ルールでは、自分が同じ数字のコードを2本、または4本持っている場合などに利用できます。
例えば、
5・5
を自分が持っている場合。
条件を満たしていれば、この2本をまとめて切断できます。
赤いコードには要注意!
爆弾解除ゲームらしい緊張感を生み出しているのが赤いコードです。
赤いコードを誤って切ってしまうと……
爆発!
基本ルールでは、その時点でミッション失敗になります。
だから、
「たぶんここだろう」
くらいの推理で適当にコードを選ぶのは危険です。
特に赤コードがありそうな位置では、ほかの情報を集めてから慎重に判断したいところです。
黄色いコードも登場
さらにゲームを進めると、黄色いコードも使用します。
基本セットには11本の黄色コードが収録されています。
黄色コードは通常の青コードとは違った扱いがあり、ミッションによってコードの構成やルールも変化します。
最初から全部覚える必要はありません。
ミッションを進めながら、
「今度はこんな仕掛けが追加されるのか!」
と少しずつ覚えていく作りになっています。
装備カードを使って爆弾解除!
チームを助けてくれるのが装備カードです。
基本セットには12枚の装備カードが入っています。
装備カードには特殊な能力があり、対応する数字のコードを切断すると使用可能になります。
例えば情報を増やしたり、通常とは違う方法でコードを扱ったりと、爆弾解除を助けてくれます。
装備カードを使うタイミングも重要
装備は強力ですが、いつでも何度でも使えるわけではありません。
そのため、
「今使って安全に進めるか」
それとも、
「もっと危険な終盤まで残しておくか」
という判断も必要になります。
ここは後々、
「ボムバスターズの勝ち方・攻略」
として別記事にできるポイントですね。
ボムバスターズのミッション成功条件
基本的には、
すべてのプレイヤーのタイルスタンドを空にできればミッション成功!
です。
みんなで無事に爆弾を解除できたということですね。
逆に、
赤いコードを誤って切る
または、
起爆装置のダイヤルが終端まで進む
などの失敗条件を満たすと、爆弾が爆発してミッション失敗です。
全66種類のミッションに挑戦!
ボムバスターズ最大の特徴の一つが、66種類ものミッションです。
「毎回同じ爆弾を解除するだけ」
ではありません。
序盤は基本ルールを覚える比較的シンプルな内容ですが、ゲームを進めることで新しい仕掛けが登場します。
最初のトレーニングミッションでは、基本から応用へ段階的にルールを学べる構成になっています。
サプライズボックスは開けるまでのお楽しみ
ゲームには5個のサプライズボックスが入っています。
これは指定されたタイミングで開封します。
中身についてはこの記事では触れません。
ボムバスターズをこれから遊ぶなら、サプライズボックスのネタバレは見ない方がおすすめです。
「次は何が追加されるんだろう?」
というワクワク感も含めて楽しみましょう。
ボムバスターズが面白いポイント
みんなで推理できる
最大の魅力は、全員が同じ目的に向かって考えられることです。
対戦ゲームなら、
「相手をどう邪魔するか」
を考えますが、ボムバスターズでは、
「どうすれば全員で爆弾を解除できるか」
を考えます。
推理が当たった瞬間には、
「やっぱりそこだった!」
と全員で喜べます。
コードの「位置」から推理できる
単純な数字当てゲームではありません。
コードは昇順に並んでいるため、タイルスタンドのどの位置にあるかが重要な情報になります。
例えば、
左側に「3」が確定。
右側に「7」が確定。
その間にコードが2本ある。
となれば、その2本の候補をかなり絞れます。
ゲームが進むほど、
位置+公開情報+残っている数字
を組み合わせた推理ができるようになります。
失敗しても情報が増える
普通のゲームなら、失敗は単なるマイナスです。
しかしボムバスターズでは、予想を外したコードの正体が分かります。
つまり、
失敗=情報獲得
でもあります。
もちろん起爆装置が進むので、何度も間違えるわけにはいきません。
この、
「安全に情報を増やしたい。でも失敗しすぎると爆発する」
というバランスが面白いところです。
ミッションをクリアしたときの達成感がある
全員で難しい推理を成功させて最後のコードを切断した瞬間は、対戦ゲームとは違った達成感があります。
しかも66ミッションあるので、
「次の爆弾にも挑戦しよう!」
と続けて遊びたくなります。
2人でも遊べる?
ボムバスターズは2~5人で遊べます。
2人プレイの場合は、各プレイヤーが2つのタイルスタンドを使用します。
そのため、
「2人だからコードが少なくて簡単」
という単純な作りにはなっていません。
2人でもしっかり推理ゲームを楽しめます。
3人の場合は?
3人の場合は、キャプテンが2つのタイルスタンドを使用し、ほかのプレイヤーは1つずつ使用します。
複数のタイルスタンドを使用する場合でも、まとめて1つの手札として扱います。
人数によってスタンド数を調整することで、2~5人に対応しています。
初心者でも遊べる?
ルールの中心は、
同じ数字のコードを見つける
という非常に分かりやすいものです。
GIGAZINEの実プレイレビューでも、基本ルールはシンプルで、ボードゲームに慣れていない人でも理解しやすい一方、情報の出し方や「自分の手札が他人からどう見えるか」を考える奥深さが評価されています。
さらに序盤のミッションがチュートリアルの役割を果たします。
最初から66ミッションすべてのルールを覚える必要はありません。
ボムバスターズは会話してもいい?
協力ゲームなので相談はできます。
ただし、自分のコードの具体的な数字をそのまま仲間に教えるような情報共有はできません。
「自分は5を持ってるよ」
などと直接答えを伝えてしまったら、推理ゲームにならないからですね。
限られた情報の中から、
「この人はなぜこのコードを切った?」
「なぜこの位置を選んだ?」
まで考えるのが面白さにつながります。
ボムバスターズで最初に覚えたいコツ
初心者がまず意識したいのは、確定している情報をしっかり利用することです。
例えば仲間のスタンドで、
左側に「4」
右側に「8」
が確定しているなら、その間のコードは5~7付近に絞れます。
さらに自分が持っている数字や、すでに切断されたコードまで確認すれば候補はさらに減ります。
青コードは1~12がそれぞれ4本ずつという構成なので、「すでに何本見えているか」を数えるのも重要です。
「何となく」でコードを選ばない
起爆装置には限界があります。
さらに赤コードを切れば、一発で失敗する可能性もあります。
そのため、
位置
公開されたコード
自分のコード
すでに切断されたコード
情報トークン
を組み合わせて、できるだけ根拠を増やしてから予想するのが基本です。
この辺りはかなり攻略記事向きです。
よくある質問
ボムバスターズはどんなゲーム?
プレイヤー全員が爆弾処理班となり、仲間のコードの数字を推理しながら同じ数字のコードを切断していく協力型推理ゲームです。
何人で遊べますか?
2~5人で遊べます。
プレイ時間は?
目安は約30分です。
対戦ゲームですか?
いいえ。
プレイヤー全員が同じチームとなり、爆弾解除を目指す完全協力型ゲームです。
コードの数字を間違えるとどうなる?
基本ルールでは起爆装置のダイヤルが進みます。ただし正しい数字が判明するため、新しい推理情報も得られます。
赤いコードを切ったらどうなる?
基本ルールでは爆弾が爆発し、ミッション失敗です。
ミッションはいくつありますか?
全部で66種類あります。
サプライズボックスは最初に開けてもいい?
ゲームの進行に合わせて開けるものなので、最初から開封しない方がよいでしょう。基本セットには5個収録されています。
まとめ
『ボムバスターズ』は、仲間のコードの数字を推理し、同じ数字を見つけながら爆弾解除を目指す協力型ボードゲームです。
基本の遊び方は、
コードを昇順に並べる
↓
仲間のコードを推理する
↓
同じ数字だと思うコードを指定する
↓
正解ならコード切断!
↓
間違えれば起爆装置が進む
↓
すべてのコードを処理できればミッション成功!
という流れです。
ルール自体は分かりやすいですが、コードの位置やすでに判明した数字、自分が持っているコードなどを組み合わせると推理はどんどん深くなります。
さらに全66種類のミッションと5個のサプライズボックスが用意されているため、繰り返し遊びながら新しい仕掛けに挑戦できるのも魅力です。
2025年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した実績もあり、協力型・推理系のボードゲームを探しているなら注目しておきたい作品です
