ito(イト)の勝つコツは?数字を言わずに伝える考え方と立ち回り

ito(イト)は、数字そのものを言わずに「お題」に沿った言葉で自分の数字を表現し、みんなで数字の大きさを予想するカードゲームです。

ルールはシンプルですが、実際に遊んでみると、

「この言い方だと数字が大きすぎると思われた!」

「自分では50くらいのつもりだったのに、みんなは80だと思っていた」

「どんな言葉で伝えればいいのかわからない」

といったことがよくあります。

itoで重要なのは、知識量や難しいテクニックではありません。

自分の感覚だけで考えず、ほかのプレイヤーにも伝わりやすい基準を作ることがポイントです。

この記事では、itoで成功率を上げるための考え方や伝え方、ほかのプレイヤーの数字を予想するときのコツなどをわかりやすく紹介します。


目次

ito(イト)はどんなカードゲーム?

itoは、それぞれが持っている数字を直接言わずに、お題に沿った言葉で表現するコミュニケーションゲームです。

例えば、お題が、

「人気の食べ物」

だったとします。

自分の数字がかなり大きければ、

「カレーライス」

「ラーメン」

「お寿司」

など、多くの人が人気だと感じそうな食べ物を言う。

反対に数字が小さければ、人気が低そうだと思う食べ物を考えます。

ただし、ここで難しいのが人によって価値観が違うことです。

自分では90くらいだと思ったものを、ほかの人は60くらいだと考えるかもしれません。

この「感覚のズレ」こそがitoの面白さでもあり、攻略するときの重要なポイントになります。


itoに必勝法はある?

itoは、一般的な対戦ゲームとは少し性質が異なります。

運だけでなく、プレイヤーそれぞれの価値観やコミュニケーションによって展開が変わるため、

「これを言えば絶対に成功する」

という単純な必勝法はありません。

だからこそ重要になるのが、

相手に自分の数字を正確に当ててもらうこと

ではなく、

ほかの数字との大小関係が伝わるヒントを出すこと

です。

例えば自分が「63」だったとしても、

「これは63くらいの言葉だ!」

と完璧な表現を探す必要はありません。

周りの人が、

「40よりは上っぽい」

「でも80よりは下だろう」

と判断できれば十分です。


数字をピッタリ伝えようとしない

itoで初心者がやってしまいやすいのが、数字を正確に表現しようとすることです。

しかし、人によって価値観が違う以上、

「50を表す完璧な答え」

のようなものはありません。

むしろ重要なのは、大まかな位置を伝えることです。

例えば100段階なら、

かなり低い

低め

真ん中くらい

高め

かなり高い

といったゾーンを意識します。

自分の数字が68なら、

「70ピッタリを表現しよう」

と考えるより、

「真ん中より上だけど、最上位ではない」

という感覚でヒントを考えると伝わりやすくなります。


まず「0・50・100」の基準を考える

お題を見たら、すぐに自分の数字に合う言葉を探すのではなく、

このお題なら最低は何だろう?

真ん中は何だろう?

最高は何だろう?

と考えてみましょう。

例えばお題が、

「テンションが上がること」

だった場合、

低い数字
→「自動販売機で飲み物を買う」

50前後
→「好きなものを食べに行く」

高い数字
→「海外旅行に行く」

というように、自分の中で大まかな基準を作ります。

そのうえで自分の数字が70なら、50と100の間に入りそうな出来事を探します。

この考え方をすると、数字とヒントのズレを小さくしやすくなります。


みんなが知っているものをヒントにする

itoでは、珍しいものやマニアックなものを言えば強いわけではありません。

むしろ、

誰でもイメージできるもの

の方が伝わりやすくなります。

例えば「強そうな動物」というお題で、

自分しか知らない珍しい動物を答えても、ほかのプレイヤーは強さを判断できません。

それよりも、

ライオン

ゴリラ

ゾウ

ネコ

ハムスター

など、ほとんどの人が知っている動物を使った方が比較しやすくなります。

itoでは知識を披露するより共通認識を利用することを意識しましょう。


極端な数字ほど分かりやすく伝える

1に近い数字や100に近い数字を持っている場合は、比較的ヒントを作りやすくなります。

例えば「怖いもの」というお題で95を持っているなら、

多くの人がかなり怖いと思いそうなもの

を選びます。

反対に5なら、

ほとんど怖くないもの

を選びます。

ここで中途半端なものを選ぶ必要はありません。

極端な数字なら、ヒントも思い切って極端にした方が位置関係を伝えやすくなります。


難しいのは40~60付近の数字

itoで意外と難しいのが、中間付近の数字です。

例えば50を持っている場合、

「普通くらい」

を表現しなければなりません。

ところが人によって「普通」の基準は大きく違います。

そこで中間の数字を持っているときは、

極端すぎないもの

を選ぶことを意識しましょう。

さらに、ほかのプレイヤーのヒントが出てから考え直すことも重要です。

自分では50くらいだと思っていても、すでに出ているヒントとの比較によって位置関係が見えてくることがあります。


自分の感覚より「みんなの感覚」を考える

itoでは自分の好みをそのままヒントにすると、数字がズレやすくなります。

例えばお題が、

「もらってうれしいプレゼント」

だったとします。

あなたが釣り好きだからといって、

「高級な釣り竿!」

と言っても、釣りをしない人には価値が伝わりにくいかもしれません。

そこで、

「ゲーム機」

「旅行券」

「高級なお肉」

など、ある程度多くの人が価値を想像できるものを選ぶ方法があります。

ポイントは、

「自分なら何点?」

ではなく、

「このメンバーなら何点くらいだと思う?」

と考えることです。


一緒に遊んでいる人の価値観を利用する

何度かitoを遊んでいると、

「この人は食べ物のお題だとこう考える」

「この人はゲームが好き」

「このメンバーなら旅行はかなり上位になりそう」

といった特徴が見えてきます。

これは重要な情報です。

itoでは世間一般の評価だけでなく、今一緒に遊んでいるメンバーの価値観を意識すると伝わりやすくなります。

家族で遊ぶ場合と友達同士で遊ぶ場合でも、同じお題に対する感覚は変わるでしょう。

遊ぶほど相手の価値観が分かってくるのもitoの面白いところです。


ほかの人のヒントと比較する

自分のヒントだけで数字を表現するのではなく、ほかのプレイヤーが出したヒントと比較することも重要です。

例えば「欲しいもの」というお題で、

Aさん
「新しいスマホ」

Bさん
「高級車」

Cさん
「お菓子」

と言ったとします。

この場合、

お菓子 < スマホ < 高級車

のような順番を想像できます。

itoでは、この相対的な比較が非常に重要です。

単独で「これは70くらい」と考えるより、

「あの人より上、でもこの人より下」

と考えた方が並び順を判断しやすくなります。


他のヒントを聞いて自分の表現を調整する

ゲームの進行や採用しているルールの範囲で会話できる場合は、最初に思いついたヒントだけに固執しないことも大切です。

例えば自分では高めのつもりでヒントを出したのに、ほかの人からさらに明らかに強そうなヒントが続いた場合、

「自分は思ったより下なのかもしれない」

と考えられます。

itoでは、会話しながら全員の認識を近づけていくことそのものが重要です。


「具体的すぎるヒント」に注意する

具体的な表現は伝わりやすい反面、人によって評価が大きく分かれることがあります。

例えば「行きたい旅行先」というお題で、

「○○県の○○という小さな温泉」

と答えても、知らない人には評価できません。

一方、

「北海道旅行」

「沖縄旅行」

「海外旅行」

などであれば、多くの人がある程度イメージできます。

ヒントを考えるときは、

ほかの人が比較できるか?

を一度考えてみましょう。


数字が近そうな人ほど慎重に比較する

itoで失敗しやすいのが、数字が近いプレイヤー同士です。

10と80ならヒントにも大きな差が出やすいですが、

52と57

68と72

などでは、表現だけで正確に並べるのが難しくなります。

「この2人はかなり近そう」

と思った場合は、ほかのプレイヤーの意見も聞きながら慎重に考えましょう。

重要なのは、

誰が正しいかを競うことではなく、みんなで順番を考えること

です。


迷ったときは両端から考える

ヒントがたくさん出てくると、

「誰が何番目なのか全然わからない!」

となることがあります。

そんなときは、最初から全員を完璧に並べようとしなくても大丈夫です。

まず、

一番小さそうなのは誰?

次に、

一番大きそうなのは誰?

と両端を決めます。

その後、

2番目に小さい

2番目に大きい

と内側へ進んでいくと整理しやすくなります。


数字の差とヒントの差を合わせる

かなり重要な考え方です。

例えば、

「アリ」

「ネコ」

「ライオン」

「ゾウ」

というヒントがあったとします。

それぞれに強さの差を感じるでしょう。

しかし数字が、

48・49・50・51

のように非常に近い可能性もあります。

つまり、ヒントの印象差=数字の差とは限りません。

itoでは基本的に正しい順番を作ることが重要なので、

「こっちの方が圧倒的だから数字も30くらい離れているはず」

と決めつけないようにしましょう。


迷ったら「これは○○より上?」と比較する

複数のヒントが出たときは、頭の中で数字を割り振るより、

AはBより上?

という2択で考えると整理しやすくなります。

例えば、

「ラーメンと寿司ならどちらが上?」

「寿司と焼肉なら?」

というように1対1で比較します。

これを繰り返すことで、最終的な順番を作りやすくなります。


自信がないヒントは早めに伝える

自分が出したヒントについて、

「ちょっと分かりにくかったかも」

と思うこともあります。

会話が可能な場面なら、メンバー同士で認識を確認しながら進めましょう。

itoはコミュニケーションが中心のゲームです。

無言で自分の考えを押し通すより、みんなの感覚をすり合わせることが成功につながります。

ただし、数字そのものを推測できるような直接的すぎる表現などについては、遊んでいるルールに従いましょう。


ほかのプレイヤーの表情や反応も参考になる

itoでは会話していると、

「え、それそんなに高い?」

「それは結構上じゃない?」

といった反応が出ることがあります。

こうした反応から、

自分とほかの人の価値観がズレている

と分かる場合があります。

そのズレを修正しながら並び順を考えることも、itoならではの立ち回りです。


itoで失敗しやすい考え方

なかなか成功しない場合は、次のようなことをしていないか確認してみましょう。

  • 自分の価値観だけでヒントを決める
  • マニアックすぎるものを答える
  • 数字をピッタリ表現しようとする
  • ほかの人のヒントを聞かない
  • 最初に決めた順番を変えない
  • ヒントの印象差をそのまま数字の差だと思う
  • 全員を一度に並べようとする
  • 一人だけで順番を決めようとする

特に重要なのは、

「自分の感覚が正解とは限らない」

ということです。

価値観が違うからこそitoは盛り上がります。


初心者がまず覚えたい3つのコツ

いろいろ紹介しましたが、初めて遊ぶ人なら次の3つを意識するだけでも十分です。

① みんなが知っているものをヒントにする

② 数字をピッタリではなく大まかな位置で考える

③ 自分だけでなく、みんなの価値観を考える

慣れてきたら、

ほかのヒントと比較する

↓

数字が近そうな場所を探す

↓

全員で順番を調整する

という考え方を加えてみましょう。


itoは一緒に遊ぶ人によって攻略法が変わる

itoの面白いところは、毎回同じ攻略法が通用するとは限らないことです。

例えば、

子ども同士

家族

学校の友達

職場の仲間

長年付き合っている友人

では、共通している知識や価値観が違います。

長く付き合っている友達なら、

「あの人なら絶対これを高く評価する」

と予想できるかもしれません。

反対に初対面の人と遊ぶ場合は、誰でも分かりやすい一般的なヒントの方が安全です。

つまりitoでは、誰と遊んでいるかまで考えることが攻略につながります。


itoでは「正解」より価値観のズレも楽しもう

ここまで攻略方法を紹介してきましたが、itoは勝敗や成功だけを楽しむゲームではありません。

例えば、

「え!?ラーメンよりカレーの方が上なの?」

「遊園地より温泉旅行の方がうれしいの?」

など、予想外の価値観が分かる瞬間があります。

むしろ、このズレがitoの大きな面白さです。

攻略を意識しながらも、

「なんでそれがそんなに高いの?」

と会話を楽しんでみましょう。


よくある質問

itoでヒントを出すときの一番のコツは?

自分だけが理解できる表現ではなく、一緒に遊んでいる人全員がイメージしやすいものを選ぶことです。

さらに自分の数字をピッタリ表現しようとせず、大まかな位置が伝わるヒントを考えると分かりやすくなります。

真ん中くらいの数字はどう表現すればいい?

まずお題に対して「最低・真ん中・最高」の3つをイメージしてみましょう。

その中で、極端に良くも悪くもないものを探します。

ほかのプレイヤーのヒントが出ているなら、それらと比較して考えるのもおすすめです。

数字が近い人を見分ける方法は?

数字が近い場合、ヒントだけで正確に判断するのは難しくなります。

全員の意見を聞きながら、

「AとBならどちらが上だと思う?」

というように1対1で比較すると整理しやすくなります。

マニアックなヒントは避けた方がいい?

基本的には、全員が知らないものは避けた方が伝わりやすいでしょう。

ただし、全員が同じ趣味を持っているなど共通認識がある場合は、マニアックなヒントが逆に分かりやすいこともあります。

itoがうまい人は何を考えている?

自分の数字だけを見るのではなく、

自分の数字の大まかな位置

ほかのプレイヤーのヒント

一緒に遊んでいる人の価値観

を比較して考えています。

数字そのものを当ててもらうより、前後関係が伝わることを意識すると成功しやすくなります。

itoに本当に「勝つコツ」はある?

遊ぶモードによって目的は異なりますが、コミュニケーションによって成功率を高めるコツはあります。

特に、分かりやすいヒントを選び、ほかの人と認識をすり合わせることが重要です。


まとめ

itoで上手に数字を伝えるために重要なのは、数字をピッタリ言い当ててもらうようなヒントを考えることではありません。

大切なのは、

「自分はこの人より上、この人より下」

という位置関係をみんなに伝えることです。

そのためには、お題を見たらまず「低い・真ん中・高い」の基準を考え、できるだけ全員が知っているものをヒントにします。

さらに、

自分の価値観だけで決めない

ほかの人のヒントと比較する

一緒に遊んでいるメンバーの感覚を考える

迷ったら両端から順番を決める

といった立ち回りを意識してみましょう。

そして、予想とまったく違う順番になったとしても、それは失敗だけではありません。

「そんなに好きだったの!?」

「それをそんなに高く評価するんだ!」

という価値観の違いを楽しめることこそ、itoの魅力です。

攻略のコツを覚えながら、みんなで数字と価値観をすり合わせてみてください。

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